幽霊

幽霊の存在を信じますか。
そもそも幽霊ってなんだろか。
困ったときの「Wikipedia」でさっそく検索してみた。
①死んだ者が成仏できず姿をあらわしたもの。

②死者の霊が現れたもの。
とある。

つまり、生きていた人が死んでしまって、それなのに現れたものということだろう。

同ページにっは、源氏物語の登場人物で六条の御息所の嫉妬によって呪い殺された夕顔の幽霊画が載っていて、夏にみたらさぞ涼しくなるだろうなというほどのものだった。
私は幽霊の存在を信じている。

なぜなら、見たことがある。
あれは小学生の時だった。
季節は覚えてない。
学校の帰り道に友達の家に寄って、いろいろ遊んでいた。

2人で遊んでいた。
周りが暗くなって、「良い子のみんなは帰りましょう~」の音楽チャイムの放送が流れたので帰る準備をした。

ちなみに、私が住んでいた地域の冬の音楽は、「母さんが夜なべをして手袋編んでくれたー」というちょっと暗い歌であった。

私はランドセルを背負って、帰路についたが、友達の家から帰るのでいつもの通学路ではなく、ちょっとしたけもの道のようなところを使って帰ろうとした。

その途中にお墓のようなものがあったので嫌だったけど、そちらのほうが早かったので選んだのだ。

一本道、私の前にも後ろにも人はいなかった。
そして、いざそのお墓の横を通ろうとした時、女の子が立っていた。

白い服をきたおかっぱくらいの女の子だった。
お墓を見つめていたが、私の存在に気付いてこちらを見て、目があった。
私も目をそらすことができずしばらく見つめあっていたと思う。

そして、「幽霊かも」という思いが突然わき起こり、急いでその場を離れた。
いま思うとあれが幽霊だったのかそうじゃなかったのか怪しいところだけど、たぶん幽霊だったのだろう。

こんなに記憶に残っている出会いは他にない。

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